取引実績

製造実績:ブラケット

FC材の加工一筋40年、大成工作所です。

 

本日は、デンスバーの角材からの削りだし加工で製造したブラケットを紹介させていただきます。

 

 

 

 

 

見ての通りのものですが、肉厚や共振などの問題で板金では不可能、

という事でデンスバー材の角材からこの形に引き出しています。

 

もちろん、鋳型を使って鋳造したものを追加工して仕上げることも可能ですが、

材質によっては非常にひずみが大きかったり

鋳鉄なのに硬度が高くなりすぎて刃物が負けたりします。

 

加工賃と材料代を足した値段ではそれほど大きな差は出ませんので

鋳鉄でなければだめというケースでは、基本的には本件のようにデンスバーを使い

角材から引き出すことをお勧めします。

 

鋳鉄の加工の事なら、何でもご相談ください。


補足資料:摺動面調整用カミソリ

FC材の加工一筋40年、大成工作所です

 

前回の写真があまりに見づらかったので、新たに撮影しなおした写真をアップします。

 

 

前回と同じアングルのものがこれ

 

 

 

 

 

上記二枚は見る角度を変えたものです。

 

当社の得意分野はこんな感じの品物になります。

 

鋳物の加工なら、何でもご相談ください


製造実績:摺動面調整用のカミソリ

FC材の加工一筋40年、大成工作所です

 

本日はとある検査機の摺動面に使うカミソリを製作しましました。

 

 

新聞紙を下に敷いているため分かり辛いかもしれません。ごめんなさい。

 

素材はFC300で長さは約380mmです。

両端面黒皮指定で長さも()表示の参考寸法なので、材料の都合で5ミリ前後のばらつきがあります。

カミソリなので裏表でテーパーが付いており、今回の場合は一番薄いところで9.3ミリです。

 

今見えている面とその裏側の面は、加工終了段階で平均で0.03mm、

一番大きいもので0.05mmの反りに収まっています。

これ未満となると材料の影響も出てくるので、

テーパーが付く長尺の薄物を加工する場合、

フライスではおそらくこれが現実的な限界ではないかと思われます。

 

なお、これはFC材のカミソリに限った話ではありませんが、

加工終了後時間を置くと変形が出て、上記の範囲から外れることがあります。

このねじれは材料の内部応力によるもので、一般的な切削加工では完璧には避けることが出来ない上に

基本的に削ってみないとどう出るか分かりません。

 

ですので、それらを含めて0.01mm未満の公差に収めたいのであれば、

フライスや旋盤での加工後にしばらく置いて完全に変形させてから、

精密研削などでの仕上げをすることをご検討ください。

 

鋳鉄の加工なら、何でもご相談ください


取引実績

FC材の加工一筋40年、株式会社大成工作所です!

このカテゴリでは、当社の取引実績を掲載してまいります。
当社に鋳物の加工などお任せいただける方は、まずはご連絡ください!